「新時代を生き抜く福高生」
福島高校教頭の椎木一也と申します。串間市をはじめ、多くの地域の皆様に支えられ、福高生は元気に学んでいます。地域の皆様には、日頃より多大なる御支援をいただき感謝申し上げます。
現代はVUCAの時代と言われています。VUCA とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとったもので、これからは、不確実で予測困難な時代と言われています。
これからの不確実で予測困難な時代を生き抜くためには、まずは激しい時代の予測ができるための知識や情報力が求められます。さらに、激しい時代の変化に対応できる対応力が求められます。そして、複雑に絡み合う状況に対応するための複眼的思考力が求められます。そして、曖昧で正解のない問いに立ち向かっていくために自分自身で考え抜く力が求められます。
そのような時代を生き抜くために、福高では自らが積極的に地域課題に取り組む学校設定教科「地域創生学」を学びます。それぞれが試行錯誤をしながら、正解のない問いに立ち向かい、自分自身で考え抜く力を育てます。また、日頃の授業や学校行事、部活動、生徒会活動などの学校生活に主体的に取り組んでいくことで、社会を生き抜く知識や複眼的思考力、対応力等を育てます。失敗を恐れることなく、毎日を全力で駆け抜けていく生活を送れるよう、教職員が一丸となって福高生の人間力を育成していきます。
3年間の学びを終えた後、串間市や世界の未来を支える人材として、これからの時代に真正面から立ち向かっていってほしいと願っています。
今後とも福高生のさらなる成長を御期待ください。
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(令和6年4月~令和7年3月)
本校では、連携型中高一貫教育校として串間中学校と連携しながら、地域課題の解決に取り組む「地域創生学」をはじめ、進学から就職まで幅広い進路に対応できる学力、人間力の育成を目指しています。
福島高校の教育 福島高校では、個に応じたきめ細やかな指導をおこなっています。 日々の授業に加えて、検定試験や入試対策など、多くの先生方でみなさんの学習をサポートしていきます。 みなさんの進路希望を実現できる、福島高校で私たちと一緒に学びましょう!
Think globally, Act locally! Think locally, Act globally!
地球規模で考え、足下から行動せよ!くしまから考え、地球規模で行動せよ!
を実現するための学校設定科目が「地域創生学」です。
これは、串間市が小中高連携で取り組んできた「くしま学」を発展させた学習です。
この科目では、地域のためにできることを考え、実際に地域の方から具体的なアドバイスを受け、課題解決や活性化に向けての方策を模索します。そのことによって、これからの社会を生き抜くための課題解決能力を育成します。
「医療」「まちづくり」など、生徒が興味のある分野に分かれ、串間市の課題の解決策を提案します。
2年生では「食」をメインテーマとし、地域資源を活かした商品開発に取り組みます。
3年生では防災意識を高め、地域と連携しながら防災訓練を行います。
郷土を愛し、夢や志の実現に向けて、挑戦する人を応援する学校
中高連携による6年間の一貫した教育活動を通じて、グローバル社会に生き抜く確かな学力と豊かな人間力を身につけ、郷土を愛し、夢や志に向けて努力する逞しい人材を育成します
Think globally, Act locally! Think locally, Act globally!
地球規模で考え、足下から行動せよ!くしまから考え、地球規模で行動せよ!
確かな学力 豊かな人間力 たくましい心身