福島高校第74回卒業式が行われました。今年はYouTubeライブ配信により式典の中継を行いました。
また、新型コロナウィルス感染症対策のため1年生のみ、各教室でリモートにより式典に参加しました。
式辞の中で那須校長は、福島高校が長い歴史を営んできた中、今年の卒業生は99年目の卒業生であることに触れ、世界的に有名な建築家・安藤忠雄さんの人生の歩みを紹介した上で、「悩んでも仕方がない。ないものねだりではなく、ないならないで覚悟を持って立ち向かうこと、工夫すること、そして希望を持って人生を歩んでいくこと、そんな人生を送って欲しい」と述べられました。
在校生代表送辞では、河野一愛さんが、「夢と希望を絶やさず、福島高校で学んだことを礎にご活躍ください。私たち在校生も、先輩たちの築いた福島高校の伝統を受け継ぎ、後輩たちの見本となるよう精進します。」と卒業生へ言葉を贈りました。
卒業生代表答辞では、谷口綾香さんが、「在校生の皆さん、私たちは、今日でこの福島高校を去ります。これから辛いこともあると思いますが、周りには手を差し伸べてくださるたくさんの方々がいることをどうか忘れないでください。そして、後悔のないよう、一日一日を大切に過ごしてください。」と、涙をこらえつつ、在校生への思いを贈り、感謝とともに高校三年間を振り返って話してくれました。
いつの日かまた、皆さんと再会できる日を、福島高校職員一同楽しみに待っています。
74回生の皆さんご卒業おめでとうございます。